親しい人に囲まれ、楽しく、自由な暮らしを満喫し、介護が必要になったときも、地域の医療/介護資源を利用しながら自分らしく暮らす。それが、株式会社コミュニティネットの目指す「ゆいま〜るシリーズ」です。
「ゆいま〜るシリーズ」の特設サイトもご覧ください。
※私たちは、それぞれのゆいま〜るを「施設」ではなく「ハウス」と呼んでいます
ゆいま〜るシリーズは、自立した高齢者を対象とした高齢者向け住宅です。介護が必要になってからあわてて高齢者施設を探すのではなく、元気なうちに人生後半を過ごす場所に移り住んでいただき、自分らしい暮らしを続けていただきたいと考えています(介護を必要とする方もご入居できます)。
それぞれの部屋には、独立した居室・キッチン・浴室などがあり、プライバシーが保たれています。
各ハウスでは、生活コーディネーターが皆さんの相談にのるほか、必要に応じて入退院時の付き添い、介護保険の申請や手配なども行います。ほとんどのハウスには「ゆいま〜る食堂」を併設し、自由にご利用できます。365日の生活支援サポート体制があり、毎日の安否確認に加え、各居室には緊急通報システムを完備。日中はもちろん、夜間の急変時にもスタッフや警備会社の救急隊員がかけつけます(一部はオンコール)。これらを通して身体状況の変化に伴い支援する体制をとることで自立支援、介護予防にもつなげています。
居住者同士が助け合い・支え合い、地域社会ともつながりを持ちながら、仕事をしたり、趣味を楽しんだり、ボランティアをしたり…と自分らしく暮らせるよう「ゆいま〜る食堂」はハウス内の方だけでなく、地域にも開放されており、住民同士が交流したり、趣味を楽しんだりするコミュニティスペースにもなっています。また、ライフプランを作成したり、居住者とハウススタッフによる運営懇談会を開くなど、独自のシステムで多種多様なニーズに対応します。居住者主体のハウスづくりを心がけ、コミュニティをともに育むことを大切にしています。
「団地再生型」
かつて、日本が高度経済成長の道をまっしぐらに進んでいた1960年代、大都市圏に巨大な団地が次々と建てられました。キッチンとお風呂のある団地は、高度経済成長期の「働き手」として地方から大都市に出てきた人たちが、夢を抱いて移り住んだ近未来的な憧れの場所でした。商店街があり、人が集う賑やかなコミュニティがありました。
ところが、30〜50年の歳月を経て、こうした団地は、「商店街の空洞化」「住民の高齢化」「建物の老朽化」「住戸の空家」など深刻な問題を抱えています。
こうした現状に対して、私たちは「団地再生とコミュニティづくり」を目指して取り組んでいます。安心していつまでも住み続けられる場所であるとともに、ゆいま〜るのハウスが地域コミュニティの拠点となり、子どもも障がい者も高齢者も安心して暮らせるまちづくりを目指しています。
団地再生型【分散した空室を活用】
*オープン:2014年12月(30戸)/2016年4月(5戸)/2017年3月(7戸)/2019年7月(3戸)
*土地・建物:定期建物賃貸借契約(20年)
団地再生型【分散した空室を活用】
*オープン:2017年9月(40戸)/2018年7月(30戸)
*土地・建物:定期建物賃貸借契約(20年)
団地再生型【分散した空室を活用】
*オープン:2018年11月(17戸)/2019年4月(20戸)/2019年11月(15戸)/2020年2月(10戸)
*賃貸借(更新期間30年、以降5年ごとの更新)
団地再生型【一棟全体を改修】
*オープン:2011年10月(63戸)
*定期建物賃貸借契約(20年)
団地再生型【一棟全体を改修】
*オープン:2019年9月(80戸)
*土地・建物:定期建物賃貸借契約(期間20年、再契約あり)
団地再生型【空地活用と医療・介護連携】
*オープン:2011年12月(71戸)
*土地・建物:賃借(50年 2014年12月契約)
団地再生型【空地活用と医療・介護連携】
*オープン:2013年3月(57戸)
*土地・建物:賃借
*オープン:2014年6月(27戸)
*土地・建物:賃借
団地再生型【空地活用】
*オープン:2019年11月(20戸)
*土地:定期借地権(賃借期間30年)、建物:自己所有
「駅前再開発型」
家から駅まで歩いていける住環境は大きな魅力です。ところが、駅周辺に必ずしも快適なコミュニティがあるとはいえません。
なぜなら、駅の近くというのは線路が通ったことにより、従来のコミュニティが分断されていることが多いからです。また、商業施設を中心に開発されるため、区画整理などによって、それまで住んでいた方たちが去り、新たに多くの人たちが行き交う場となり、コミュニティが大きく変化していきます。そこには、さまざまな生活背景や価値観をもった人たちが集まるため、いわば「異なる価値観の境目」が生じてくることになります。
かつてのバブル期、日本全国いたるところで駅前の「開発」が活発になりました。バブル期に「開発」を終えた地域では、「開発」によって生まれた「価値観の境目」の中で、共に地域の中で暮らし合う工夫が必要になります。
一方、「開発」途中でバブルがはじけてしまった地域は、コミュニティの存続が危うくなることもあります。このため、経済合理性だけではなく、地域で暮らし続けるための仕組みも含めて、歴史・文化を継承しながら、今まで暮らしていた人びとも、新しくその地域にかかわるようになった人びとも、介護や仕事や子育てを通して「共に支え合うコミュニティづくり」をめざします。
駅前再開発型
*オープン:2013年3月(44戸)
*土地・建物:賃借(30年)
駅前再開発型
*オープン:2016年10月(53戸)
*土地・建物:貸借
駅前再開発型
*オープン:2009年10月(77戸【募集戸数74戸】)
*土地・建物:賃借
「過疎地再生・環境共生型」
私たちは「過疎地」が抱える問題と、「都市部」が抱える問題は表裏一体だと考えています。
都市部への一極集中により、都市にはたくさんの人々が暮らし、人口が過密化しています。「匿名性」による人間関係の希薄化と孤立化が進み、失業者の増加も社会問題化しています。また、家賃なども含めて生活していくための出費がかさみ、将来の生活設計の見通しが立ちにくいという問題もあります。
一方、人びとが都市へ移り住んだ結果、農村漁村地域の人口は減少の一途をたどっています。産業が衰退し、自治体の税収は減っているのに、高齢化は進展。結果として、社会保障費が増えて行くというジレンマに悩まされています。
そこで、私たちが目指しているのは、「都市部に住みながら問題意識を抱えている方たち」と「農村漁村地域に住み続けている方たち」と共に「地域に参加しながら、お互いさまの心を大切にし、共に支え合うコミュニティ」をつくることです。都市に暮らす人びとのなかに、環境や子育て、さらには食べものやエネルギー問題に対する意識の変化が芽生え、農村漁村での暮らしに関心を持つ人も増えています。「過疎地再生」というテーマを通して、経済への新しい関わり方や、自然・環境への関わり方が見えてくると考えています。
過疎地再生・環境共生型
*オープン:2013年5月(20戸)
*土地:賃借 建物:自己所有
過疎地再生・環境共生型
*オープン:1期:2010年11月(18戸)/2期:2012年1月(52戸)
*土地・建物:自己所有
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